シャイン・マスカット

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 こんにちはカマキリでございます。ワタクシは葡萄が大好きでございます。その中でも、シャインマスカットは好物中の好物でございます。本日は、そのシャインマスカットについて語らせて頂きたいと思います。

ワタクシの家内は、信州長野県の出身でございます。

 長野県と言えば、そう、果物でございます。

 リンゴ、桃、葡萄など、これまでに家内の実家から沢山の果物を送って頂き、果物好きのワタクシは幾度となく感動と共に舌鼓を打たさせて頂きました。

 特に、シャインマスカットは、ワタクシの母が高級菓子のようであると形容しますように、今までに食べたことのない美味しさで、ワタクシはもう長野産以外のものは食べられないと思っておりました。

ところが最近、埼玉県秩父地方に住む親族からシャインマスカットを送って頂き、試しに食べてみると、これがまた非常に美味しかったのでございます。

 いや、これは、故郷に近いからという贔屓目ではなく、長野産とはまた違った美味しさを醸し出していたのでございます。

 長野産が芳醇で甘く、秩父産が繊細で甘酸っぱくといったところでしょうか。

 とにかく、食に厳しいワタクシの家内も、

 「これは美味しいね!!」

 と大絶賛だったのでございます。

考えてみれば、両者の距離は直線にして約80キロほど、地球的規模でみればお隣の町のようなものです。

 ただ、日本は縦長の国です。北海道と沖縄では全く気候が違います。さらに、火山国で地震国でもあるため峰々は非常に険しく、それがちょっとした海と同じ効果をもたらします。

 なので、下手をしたら隣同士の町でも有り得ないほど環境が変わったりもします。

 シャインマスカットの例は、こういったことが背景にあると考えられるのでございます。

 ちなみに、ワタクシはこうした日本の特徴をとても好ましいものと考えております。狭い国土内でも、地理時な違いは文化の違いを、そして何より人の違いを生み出します。さらに、こうした多様性は、お互いを尊重するという許容性にも繋がります。

 この多様性と許容性こそが、日本の原動力になっていると考えるのでございます。

ワタクシは初めて家内と会った時に、隣接する県同士の出身でも随分と違うな~と思いました。

 家内はかつて真田家が所領していた土地の出身ですが、彼女と生活していると、彼女自身の中に真田スピリッツを非常に感じます。

 勇猛かつ大胆、そして予測不能(ここ大事)。

 かつて徳川家康が真田幸村に幾度となく煮え湯を飲まされましたが、ワタクシ如きではとても太刀打ちできないとシャインマスカットを食べながらつくづく思うのでございます。

管理人
管理人

洒落になってない…(内緒)

 以上、カマキリColumnでした。

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