こんにちはカマキリでございます。ワタクシは温泉が大好きでございます。本日は、その温泉について語らせて頂きたいと思います。
❒ ワタクシは昨年(令和元年)の年末に、埼玉県秩父市にあります温泉に家内と行ってまいりました。
まだコロナの影響がなかったため、自由奔放な旅でございましたが、その時に気づいたことがございました。
きっかけとなったのは、ワタクシ共がお会計をしている時でございます。
受付の方が外部からの問い合わせの電話で、
「申し訳ございません。うちは沸かし湯なもので。」
と平謝りしていたのでございます。
ワタクシは、なぜそこまで謝るのか不思議でなりませんでした。
その温泉は、施設が非常に充実しており、ご飯も美味しく、なによりも清潔でございました。
ワタクシは受付の人の対応を見て、もしかしたら温泉関係者の人達の中に、天然温泉=最良という考えが根付いているのではないかと感じたのでございます。
確かに天然の温泉は効能もあり、なにより本物感がございますので、売る側としては重要なことなのかもしれません。
しかし買う側としましては、今どき何だかな~という感じがいたします。
まず効能についてですが、医療技術が発達した現在、天然温泉以上の効果を得ることのできる方法はいくらでもあると思われます。
また、天然温泉は天然であるが故に、清潔感に若干の問題が出てしまいます。
よく天然温泉の湯の中に白い垢のようなものを見ることがあります。
これは『湯の花』と言うそうで、アルカリ成分を含む温泉などにみられます。
ワタクシが初めてこれを見たときには、ウッ!と思ってしまいましたが、義父に教えてもらい納得した次第でございます。
さらに天然が故に、温泉に含まれている成分が設備に付着している場合があります。
古い温泉などでは、最早、熱水噴出孔なのではと見まがうものもあります。
ワタクシ、思いますに、通常のユーザーは、設備が整い、ご飯が美味しく、清潔であれば、そこまで天然にこだわっていないのではないでしょうか?
もちろん、虚偽申告は?な感じが致しますが、上の三点が揃い、価格がリーズナブルであれば、それで満足なような気がしてならないのでございます。
❒ ちなみに、とある温泉で若い女性達が、
「天然が良いわよね~~~」
と良い匂いをさせながら言っているのを聞き、
「そうだろ、そうだろ。」
と、簡単に意見を変えそうになった自分がおりました。
以上、カマキリColumnでした。
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