ニュースを英語で考える第2回「NiziUプレデビュー曲のMV 再生2億回突破」~That guy…No wonder I’m convinced. 「あの彼か…納得」~

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❒ ニュースの概要は以下の通りです。

『韓国大手芸能事務所のJYPエンターテインメントと日本のソニー・ミュージックによる共同オーディション企画から誕生した日本人9人組ガールズグループ、NiziU(ニジュー)のプレデビュー曲「Make you happy」のミュージックビデオ(MV)が31日午前、動画投稿サイトYou Tubeで再生回数2億回を突破した。』(聯合ニュース2020/12/31配信)

❒ 11月に入った頃でしょうか、You Tubeを見ていると頻繁にK-PopグループのMVがお薦めに挙がってくるようになってきました。

 ワタクシは、正直、K-Popには全く興味がありませんでしたので、そのままスルーしていました。

 ところが12月に入ってから、そのグループのお薦め度がさらに増し、ワタクシは、

 「何かあったのかな〜」

 と思い、そのMVを見てみました。

 しかし、そこには、可愛らしい女の子達が映っていて、

 「いつもと一緒だな〜」

 と、そのまま流し見。

❒ ところが、彼女達のオーディション動画の中に、以前に見た顔の男性が映っていたのでございます。

 ワタクシは急には、思い出すことができず、

 「彼、誰だっけかな〜」

 と、かなりモヤモヤしていました。

 しかし、そのままYou Tubeを見ていると、Wonder Girlsの「Nobody」が挙がってきたのでございます。

 この曲は以前、歌舞伎町で会った東南アジア人の女性が好きな曲で、ワタクシに教えてくれたもの。

 思わず懐かしくなり再生してみると、

 「あっ!!この彼だ!!」

 そうなのでございます。

 先のK-Popグループのプロデューサーの男性がNobodyのMVに出ていたのでございます。

 当時は、今以上にK-Popのことを知らなかったワタクシは、彼をエキストラだとばかり思っていました。

 ところが、彼のパフォーマンスは最高で、声、ダンスそしてコミカルな雰囲気と全てにおいてパーフェクト。

 ファンの人達にはホント申し訳ないのですが、完璧にWonder Girlsを凌駕していたのでございます。

 なのでワタクシは、

 「韓国の芸能界ってメチャ層が厚いな〜」

 と本気で思っておりました。

 だが、彼こそがWonder Girlsを育てあげ、このNiziUをプロデュースしたJ.Y.Park氏だったのでございます。

 ワタクシは、この事実を知った時には、思わず、

「あの彼か…どうりで…」(That guy…No wonder I’m convinced.)

 と唸ってしまったのでございます。

❒ さて、NiziUの選考動画の内容ですが、それはもう厳しいもので、まさに総合格闘技を見ているようでございました。

 彼女達は持てる力を全て出しきらなければなりませんが、それが、むしろ、裏目にでることがある。

 そんな時に、J.Y.Park氏が、

「お疲れ様です。」

と始め、一人一人のメンバーの長所と短所を見事に指摘し、さらに自らが求めるコンセプトの実現には、

「何が求められているのかを考えてみてください。」

 と指摘するなど、ワタクシは、

「グローバルスタンダードとは、かくもハイレベルなのか…。」

 と恐れ入ってしまったのでございます。

 いずれにしても、凄腕のプロデューサーが、キュートな彼女達を、今後、どのように育てあげていくのか、ワタクシは非常に楽しみでございます。

 以上、カマキリColumnでした。

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