ストリート・イングリッシュ第13話『オーラ全開!! 最高のスタイルの女』~Take advantage of yourself.(使えるものは自分でも使え)~

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 こんにちはカマキリでございます。最近はスタイルの良い女性もかなり増えましたが、ワタクシは以前、この方は今までの中で史上最強ではないかと思える女性に出会ったことがございます。そこで本日は、ストリート・イングリッシュ第13話『オーラ全開!! 最高のスタイルの女!!』と銘打ち、その方に教えて頂いた、最高のスタイルを作り上げるための金言をご紹介させて頂きたいと思います。

❒ その方と出会いましたのは、2005年頃だったと思われます。

 東京上野でのことでした。

 その女性は、日本人と東南アジア人のハーフとのことでしたが、一見すると日本人という感じがして、ワタクシは言われるまで全然、気がつきません。

 ただ、スタイルはバツグンで、ワタクシは思わず、

 「凄いスタイル良いよね?!」

 と申しますと、彼女は、ニッコリと、

 「ありがとう」

 と返してくれたのでございます。

 しかし、その後、唐突に、

 「でも、私、顔が地味でしょう!?」

 と問返してきましたので、ワタクシは思わず、

 「う、うん」

 と、何とも微妙なリアクションをしてしまいました。

 確かに、彼女が言うように、顔は地味と言えば地味ですが、それはスタイルがあまりに良すぎるためで、彼女が言うほどではないな〜といった感じでした。

 ワタクシは、それよりも彼女の全体的なバランスの良さが得も言えぬオーラを醸し出していたので、

 「絶対、モテるでしょう?」

 と思わず聞いてしまったのでございます。

 それに対して彼女は、曖昧な返答を返してきましたが、どうやら彼女の話によると、昔は全然、モテなかったらしい。

 そこから彼女の究極のスタイルを作り上げるための興味深いストーリーが展開されたのでございます。

❒ 彼女の話によりますと、彼女は高校3年生の時まで全くモテず、高校を卒業してから突然、モテだしたとのこと。

 ワタクシは、興味深々に、

 「どうして?」

 と聞きますと、彼女にも実のところ良く分からないらしく、ただ身長が少し伸び、体の線が女性らしくなったそうです。

 とにかく、彼女は高校卒業後はモテてモテてモテまくり、愛欲渦巻く中で時を過ごしていました。

 しかし、そのような生活を送っていると、徐々に周りの人達から嫉妬されるようになり、彼女の過去のモテなさぷりを吹聴ふいちょうされ始めました。

 当初は全く気にしなかった彼女ですが、元々、それほど自分に自信がなかったためか、それはボディブローのように徐々に効いてきて、完全な鬱になってしまったのでございます。

 「あの時はもう何もする気がなくなり完全に籠もってたな〜」

 彼女は当時を振り返るように申していました。

❒ そんな彼女に救いの手を差し伸べてきてくれたのが、彼女の幼馴染みでした。

 彼女の苦しんでる姿を見て食事に誘ってくれたのでございます。

 その幼馴染みは久しぶりに再会した彼女を見て、

 「全然、別人じゃん!!」

 と多いに驚きましたが、彼女の変貌振りを大変、喜んでくれました。

 この幼馴染み、大変にできた殿方で、その後、食事をしながら彼女の窮状に誠心誠意、耳を傾け、対応策を考えてくれました。

 幼馴染み、曰く、

 「君はスタイルはバツグンだけど、ハッキリ言って、顔はイマイチなので、そのギャップを個性に変えてみたら」

 と、幼馴染みならではのアドバイス。

 実は彼女、自らの顔が地味であることを散々、指摘されたので、美容整形をずっと考えていました。

 そして、いざその時になり、偶然にも彼と再会することになったので、彼にこのことも相談してみたら、

 「それは逆にもったいないでしょ!!」

 と言い、さらに、

 「ボディが100で、顔が50なら凄い相乗効果がでるよ」

 と、男性ならではの指摘。

 彼女が、

 「ボディ100で、ルックス100の方が良いんじゃない?」

 と問い返しますと、

 「いやいやいや、多少崩れてる位が良いんだって!」

 と見事な展開。

 とにかく、彼は徹底的にギャップを利用せよという言葉を繰り返し、彼女は男性の心理を見事に利用したその戦略を聞き、彼と幼馴染であることを深く感謝したそうです。

❒ それからの彼女は幼馴染みのギャップを利用せよのアドバイスに従い、まず、自分の一番のセールスポイントである体を徹底的に鍛えることでギャップの拡大に努めたとのこと。

 日常は、ウエートリフティングを取り入れた少しハード目のエクササイズを行い、それ以外はサーフィン等のマリンスポーツを楽しんだそうです。

 一方、お顔の方は、美容整形をすることをやめ、必要最低限のラインは確保できるように、少し高額の美容液を購入しメンテナンスをしたとのこと。

 そのかいあってか、彼女は徐々に精神的な安定を取り戻し、今では輝ける人生を送っているそうです。

「You could take advantage of yourself.」(利用できるものは自分でも利用することね)

 彼女は、辛かった当時のことを振り返り、しみじみと申したのでございます。

❒ ちなみに、彼女は普段はお固い仕事をされていますが、プライベートはかなりフリーダムな感じ。

 ただ、メイン・ターゲットは先の幼馴染みの方とのことですが、彼は既婚者プラス真面目らしく、なかなか思うようにはいかないとのこと。

 「まっ、色々あるから」

 と、彼への奥底にある思いを滲ませながらも、彼への敬意を忘れない彼女を見て、彼女のオーラの秘密はここなんだな〜と、つくづく思ったワタクシでございました。

 以上、カマキリColumnでした。

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