ニュースを英語で考える第1回「コロナ禍のハリウッド異変について」〜It’s unavoidable.「それも致し方ない」〜

スポンサーリンク

❒ ニュースの概要は以下の通りです。

 『米国では、コロナの影響で映画館での上映が相次いで中止になり、これにより配給会社の収益が悪化したことから、ネット配信に切り替え、収益を改善させようとする試みがみられる』(テレ東ニュース2020/12/16配信)

❒ ワタクシも映画館で映画を見ることは大好きでございます。

 なんと言っても、映画館でなければ臨場感を感じることはできません。

 ワタクシは、以前、『デープインパクト』(1998年)という映画を映画館で観たことがございます。

 この映画は、隕石の落下による人類滅亡の危機を、宇宙飛行士達が自らの命を賭して回避させるというものです。

 この中に、隕石が尾を引いて地球に接近するシーンがございますが、あの大迫力は映画館でなければ、絶対に伝わってきません。

❒ その一方で、映画館に行く手間等を考えると、

 「まっ、家で観るのもいいかな〜」

 と思ってしまうのも事実です。

 特に、臨場感が要求されない分野では、わざわざ行く必要はないかな〜という感じになってしまいます。

 さらに、家で観るとリラックスした状態で観ることができますので、映画館への足は自然と遠のいてしまいます。

 そんな中でのコロナ禍。

 密であることは厳禁とされていますので、ニュースにあるような配信会社の決断は、

「それも致し方ないのかな」( It’s unavoidable.)

 と感じてしまいます。

❒ ちなみに、ニュースの冒頭にもありますように、日本人は静かに映画を鑑賞し、米国人は騒ぎまくって映画を観るという紹介がありますが、ワタクシも学生時代に同じような話を聞いたことがございます。

 ワタクシの知人が、米国人の友人と『天空の城ラピュタ』を観に行きましたところ、

 「どうしてここで、ヒャッホ〜!とか言えちゃうわけ?」

 と思うことが多々あったそうでございます。

 しかし、その知人は徐々に、

 「これもありかも!」

 と思うようになってきたとのこと。

 ワタクシはその話を聞いて、やはり、

 「楽しく時をすごす!」

 これにつきると思いました。

 そういった意味でも、米国人の方々は映画でもスポーツでも、

 「楽しむのが上手だな〜」

 と思い、羨ましくもありというのがワタクシの正直な感想でございます。

 以上、カマキリColumnでした。

コメント