演歌

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 こんにちはカマキリでございます。演歌と言えば日本の心でございます。本日はその演歌について語らせて頂きたいと思います。 

 ワタクシが演歌の良さを知りましたのは20歳の時でございます。当時、ワタクシは鰻屋でアルバイトをしておりまして、バイトを終えて家に帰ると、再放送で“必殺仕置屋稼業”が放映されていたのでございます。 

 最初は全く興味ありませんでしたが、徐々にその魅力に憑りつかれていきました。特にエンディングで流れる、葵三音子(あおいみねこ)さんの「哀愁」は秀逸で、いつしか演歌の魅力にも引き込まれていったのでございます。 

 当時のワタクシには、音楽的趣向三つの壁がございました。演歌の壁・アイドルの壁・ディスコミュージックの壁でございます。カッコよくなければ聞く価値なしという、若者にありがちな発想に取りつかれていたのでございます。 

 しかし、葵三音子さんはその壁を見事に粉砕してくれました。 

 それからのワタクシは、レコード店へ行き、西崎みどりさんを始め、多くの女性演歌歌手の方々をチェックしていきました。当時、ラジオで放送されていた演歌歌手の方がパーソナリティを務めていた番組などもよく聞いていたものでございます。 

 演歌の魅力にすっかり嵌ってしまったワタクシでしたが、別の副作用も現れました。女性の好みが大きく変化していったのでございます。 

 女性演歌歌手の方は、厳しい世界に身を置いていらっしゃるためか、皆さん、ストイックな感じがして、それがまた得も言えぬセクシーさを醸し出していたのでございます。 

 あれから幾年が経ち、You Tubeで葵さんの哀愁を聞きますと、当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。

 ちなみに、ナンパした女性に好みを聞かれ、 

 「演歌歌手みたいな人」 

 と本気で答えていたのは良き思い出でございます。 

 以上、カマキリcolumnでした。

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