英検1級の勉強方法[ブログ英検1級]

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 こんにちはカマキリでございます。英検一級の勉強方法には様々なものがございますが、本日は、ワタクシが行っておりました、これはお勧めという方法をご紹介させて頂きたいと思います。

 ワタクシは英検一級を取得するための勉強方法として、ほぼ、英単語と基本フレーズの暗記に注力いたしました。

 理由は簡単でございます。覚えていなければ、聞くことも話すこともできないからです。

 もちろん、その他に、これらを補うという形で、幾つかの方法を用いましたが、基本は英単語と基本フレーズの暗記でした。

 それでは具体的に、どのように行ったのかをご紹介させて頂きたいと思います。

 尚、ワタクシが合格したのは2015年の7月ですので、現行試験の改訂前ですが、変更の概要及び新試験の内容を見ますとこの方法でも十分に対応できると考えられます。

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1. 英単語の勉強法

 教材は、

『英検一級でる順パス単』(旺文社)

『英検準一級でる順パス単』(旺文社)

『究極の英単語2 3 4』(アルク)

 を用いました。

 いずれも、英検一級の教材として有名ですが、特に、パス単は必須であると思われます。

 主催元であります旺文社が発行しておりますし、何よりも、ここから頻繁に出題されます。ワタクシが受験していた当時でも語彙問題の3割から4割は、ここから出題されておりました。

 尚、準一級用を用いましたのは、一級用では難解な英単語が多すぎるため、基本的なものが疎かになるとの配慮から用いました。

    究極の英単語の方ですが、英検一級の取得には15000語程の語彙力が必要であると言われていましたので、その網羅性の対策として用いました。

 実際、非常によくカバーしておりまして、パス単でカバーできない部分は、ほぼ究極の英単語で補うことができました。

 ただ、究極の英単語は非常に見づらいという欠点がございますので、後に書きますが、教材として用いる場合、ひと工夫が必要であると思われます。

 管理人
 管理人

一つの英単語に一つの日本語で!!

 それでは具体的な暗記方法ですが、ワタクシは、基本的に一つの英単語に一つの日本語を当てるという方法を用いました。つまり、その英単語に最も近い日本語を当て、それを覚えるという方法です。

 ご承知の通り、英単語は様々な意味を持っております。ワタクシも最初は教材に従い全て覚えようと試みましたが、この方法は非常に時間がかかり、また、実際に使う場合にどれを選択するのか悩んでしまい、結局、覚えていないのと同じことになってしまいました。

 そこで、より実践的な対応が可能な、1英単語=1日本語という方法を用いました。

 この方法では他の意味が出た時に対応できないのではないかと憂慮される方もいらっしゃると思いますが、大学受験と異なり、英検一級では同意語の問題などは出ませんので、ワタクシはこの方法を用いても困ることはありませんでした。

 具体的には、まず英単語にのっている日本語を和英辞典で調べ、その日本語に最も近いと思われる英単語をピックアップしていきました。この際に、微妙な差異は英英事典を用いて峻別していきました。そして、調べたものは全てスマホのメモ機能などを用いて保存しました。

 例としまして、

[パス単又は究単]accomplish∶成就する→

[和英辞典]成就する∶fulfil, accomplish→

[英英辞典]fulfil∶~, accomplish∶~→

[スマホ]

 という感じでございます。

 一見、時間がかかるように思えるこの方法ですが、多数の意味や、見づらいものを闇雲に暗記して無駄に時間を浪費することはなく、トータルで考えれば、かなりの時間を節約することができました。

2. 基本フレーズの勉強法 

 教材としては、  

『新和英中辞典』(研究社)

『NHKラジオ英会話』(NHK出版)

 を用いました。

 覚えるべき基本フレーズの選択基準として、

 ①日常生活で使われていること

   ②社会問題に沿ったものであること

 の2つを念頭に置きました。

 ①については、リスニング問題のPart1に対応するためです。

 ②については、英作文及び二次試験対策です。この際に、過去問や想定問題を参考に、そこで使えそうな文章を選びました。

 和英辞典を基本フレーズの教材としたのは、和文から英文を抽出できるため、①と②の基準にそったものを選べるからです。

 NHKラジオ英会話のテキストを用いましたのは、完全にリスニング問題のPart1対策です。このテキストは、現在使われている最新の口語表現などが分断に盛り込まれているため、和英辞典ではカバーできない部分を補うことができました。

 次に、具体的な暗記方法ですが、和英辞典及びラジオ英会話のテキストを用いてランダムに選択し、それをノートに書き出して覚えるという手順で進めていきました。

管理人
管理人

和文は自分の言葉で!!

 この際に、注意したことは、和英辞典での和文がほぼ「です」「ます」調であったため、日常会話については、これを普段、自らが用いている語調に置き換え、社会問題については、より論文的な「である」調に置き換えました。

 例えば、Leave me alone.「ほっといてください。」を、「ほっといて!!」という感じです。

 この方法を用いると実際に使われる状況をイメージし易いですし、何よりも、その語調の持つ雰囲気を英文に当てることができるため、暗記し易く、使い勝手も良かったのでございます。

 尚、ワタクシが最終的に覚えた基本フレーズは10000ほどでしたが、これで十二分に対応することができました。

 以上がワタクシが行っておりました英検一級の勉強方法ですが、上に書きましたこと以外にも、細かいとこで、ちょっとした工夫をしておりましたので、それはまた後ほど。

 以上、カマキリColumnでした。

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